1 背景
 
 我が国がいま直面している最大の危機は世界史上類を見ない少子高齢化です。生活の根幹となる経済から社会保障まで、およそ考えられる全ての課題がこの人口問題に起因していると言っても過言ではありません。
 一方で、高齢化は単なる老齢化ではなく、健康寿命を伸ばすことにより一層の社会参画ができると思います。また、子どもたちの教育を充実させることで、社会で自立して生きていくために必要な資質・能力を育み、将来の朝霞の担い手となる人材育成を進めていけば、悲観することはないと考えます。
 
 こうした状況の中で、私たちが担う地域行政の取組は、今以上に重要視され、市民の皆様の期待も大きくなってきていると実感しています。私たちの朝霞は、人口減少と言われている我が国の中でも、いまだに人口は伸び続けているという極めて珍しい都市です。これは単に地理的な優位性・交通の利便性ということだけでないと思っています。この限りない可能性を秘めた朝霞をさらに、一歩先へもっと先へ進めていくためには、朝霞の歴史や経緯をしっかりととらえながらも、これまでの発想にとらわれない、市民ひとりひとりの知恵と工夫と情熱が必要であると思います。



2 将来ビジョン 愛すべき未来へ
 
 朝霞を「住みたい街ナンバーワン」にする。これが私の将来ビジョンです。
大人、子ども、高齢者、障がい者、動物・・・といったくくりで分類してまちづくりを発想するではなく、スポーツ、文化、食といったワクワク感を演出し、人の動きを触発するようなきっかけを創ることにより普通に暮らす人もマイノリティと言われる人も自然に混じりあえる、笑顔あふれる個性あるまちを創っていきます。みんなの笑顔が10年先20年先にも、まちにあふれるために、何をしていかなければならないか、それが私たちの課題です。 それには経済のエンジンを回すこと、成長は不可欠です。すなわち「力強い商業都市」を目指すことが必要です。しかし、それだけでは十分ではありません。同時に、「安心で快適なまち」を進めなければなりません。
 
 例えば、子どもを安心して生み、育てることのできる環境をつくるための、市民の意識レベルまで踏み込んだひとづくり。元気なシニア世代が社会に貢献していることを実感しながら生きがいを持てる地域づくり。
 経済においても、外から資本を持ってくるだけではなく、地域の中で企業同士が協力して商店街の再興を図る。足の悪い高齢者のために地域の商店が協力して、買い物品の配達サービスをやってみる。若者が新たに出店した個性的なカフェをみんなで応援する。遠くの大型モールに買い物に行くのではなく、近くの顔と名前が見える、こだわりのあるお店で買い物をする。地域内に人の流れをつくることが必要です。
 
 私は将来を見据えて、この朝霞において、「住みたい街ナンバーワン」を目指したいと考えます。 「力強い商業都市」と「安心で快適なまち」、この二つの調和によって、みんなの笑顔があふれる個性あるまちを実現すること、これが、将来、朝霞が「住みたい街ナンバーワン」につながると確信しています。



3 対話と情報提供
 
 私が最も大切にしていることは対話です。 人の話を虚心坦懐に聴くこと。どういう地位の人が言っているのかではなく、どんなことを言っているのかを大事にしています。

 インターネットやSNSを積極的に活用することによって、情報提供・意見収集をもっと活発に行い、市民が行政や政治とつながっていることを実感するとともに、様々な立場の市民のアイデアを反映した個性ある朝霞のまちづくり・ひとづくりにつなげていきたいと思います。


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